7月5日(水)18:24


さっき思いきって彼女の家に行ってみた


はたして出て来てくれるかな?

恐る恐るインターホンを押してみたが



留守だった…



運が悪い
居座るわけもいかず諦めて帰ることにした



駅前を通り過ぎるとき
配られていたチラシをうっかり貰ってしまった
一応目を通してみる



ああ…
そういうことか



すっかり忘れていた
そのチラシは彼女が参加する七夕イベントの案内


あれほど楽しげに話してくれたのに忘れるなんて




『私たち町に巨大なプラネタリウムを作るんだ』

『プラネタリウム?』

『何もない町だけど
一緒に感動して
夜空の二人のように
いつまでも互いを想い合えるように
願いを込めて』

『へぇ〜』

『…二人はなんでそこまで想い合えるのかな?年に一回しか会えないのに…』

『信じてるからじゃない?
織姫は会いに来てくれることを
彦星は自分を待っていてくれることを

会えた時ほど幸せなことはないと思うから』



あの夜
君が言ったことの意味がようやく分かった


もう大丈夫
あとは…


君に会いに行くだけ




七夕まで…
あと2日





モドル